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杵埼(きねさき)は、日本海軍の特務艦(運送艦)〔法令上給糧艦は存在せず運送艦だが、Wikipedia:記事名の付け方に鑑み、記事名は「(給糧艦)」とする。なお給糧艦の名称は戦時編制上、あるいは軍隊区分編成上の補給種別として存在する。〕。杵埼型運送艦の1番艦。当初は雑役船として計画され竣工したが、太平洋戦争中に特務艦となった。太平洋戦争末期、輸送任務中に撃沈された。 ==計画と船型== 1938年10月28日に「支那事変に関する第三次戦備促進に関する件商議」が海軍大臣に対して提出されたが、その中には小型冷凍船(約500トン)2隻の整備が盛り込まれていた。これに基づき、昭和十四年度計画(第七十四回帝国議会の協賛を得て成立した昭和十四年度臨時軍事費)で建造されたのが1,000トン型の本船(後の杵埼)と、600トン型(後の野埼)である。 本船の運用実績を受けて、マル臨計画で同型3隻が建造されることとなったが、本船とマル臨計画艦とで大きく異なる点は以下のとおり。 *本船:前檣はヤード付き棒マスト、マスト基部にデリック2本。積載量は生糧品82トン、真水71.7トン〔。 *他艦:前檣は通風筒付きの鳥居型マスト、マスト基部にデリック各2本、計4本。積載量は生糧品84.6トン、真水71.7トン。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杵埼 (給糧艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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